先の小津監督作品「秋刀魚の味」の紹介で、森永の地球儀ネオンが1ショットだけ映されて、その場所が銀座近辺であることを示していると述べましたが、このネオン塔が姿を消したのは昭和58年(1983)のようですね。
銀座といえば映画に必ず登場したのが服部時計店(和光)の時計塔かこの森永地球儀ネオンでした。時計塔はいまだに頑張っているのですが、森永の地球儀ネオンは老朽化のため解体され姿を消してから30年以上も経っているのですから、現在30歳以下の人は目にしたこともないでしょう。
(wikipediaからコピー、public domain 確認済)
「精工舎・服部時計店」のサイトで、この森永広告塔や服部時計店時計塔が写った昭和30年代の絵葉書などが紹介されています。
http://www.kodokei.com/ch_013_d.html