三井文庫50周年・三井記念美術館会館10周年を記念する特別展覧会が、
春に続く第二弾として、日本橋の三井記念美術館で来年1月末まで開かれています。
江戸時代、伊勢の松坂商人として日本橋(大伝馬町→駿河町)に店を構え、呉服屋
として出発、そして両替商として幕末、明治の動乱期を経ながら、今日に
至るまで収集した伝来の家宝が一堂に集まったといえるものです。
日本伝統文化の縮図を見るかのように、茶の湯、国内外の絵画、書、また郵便が
始まった明治以降の切手類、そして、国宝である円山応挙の「雪松図」、能面と続きます。
慌しい年末年始に、心を落ち着ける場所として訪れては如何でしょうか?
重要文化財 玳皮盞(鸞天目) 南宋時代・12 ~ 13世紀
重要文化財 唐物肩衝茶入 北野肩衝 南宋時代・12 ~ 13世紀
重要文化財 日月松鶴図屏風 室町時代・16世紀 展示期間 1月5日~1月23日(上から左隻、右隻)
重要文化財 東福門院入内図屏風(部分) 江戸時代・17世紀
国宝 熊野御幸記 藤原定家筆 鎌倉時代・建仁元年(1201)
孔子廟堂碑 虞世南筆 唐時代・貞観2 ~ 4 年(628 ~ 630)
手彫切手 和紙桜20 銭仮名ロ入 明治時代
国宝 雪松図屏風 円山応挙筆 江戸時代・18世紀(上から左隻、右隻)
国宝 短刀 無銘正宗 名物日向正宗 鎌倉時代・14世紀
重要文化財 能面 孫次郎 伝孫次郎作 室町時代
作品はすべて三井記念美術館所蔵となります。
三井記念美術館→最寄駅は地下鉄銀座線の三越前駅
詳細はこちら URL http://www.mitsui-museum.jp/
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