メタセコイアはスギ科メタセコイア属の落葉高木。
和名はアケボノスギ。
樹形は直立し、大きいものは高さ35m、径2~3mに達すると云われます。
樹冠は円錐形で、樹皮は赤褐色で浅く縦裂。
葉は線形で、羽状に対生し、秋には橙赤褐色に色づきます。
あかつき公園(築地7)のメタセコイアも橙赤褐色に染まり、見頃を迎えています。
恐竜時代の後に栄えたとされ、当初化石として発見されたため、絶滅種扱いされていましたが、昭和20年(1945)、中国の四川省で現存することが確認され、一躍世界の注目を浴び、「生きている化石」とも称されます。1属1種。
メタセコイアの日本での植樹は、昭和24年(1949)昭和天皇が吹上御殿に植えられたのが最初とされます。
異国的な雰囲気を醸し出す樹形です。