前から気になっていた築地場外市場の道沿いの石像は、「咳の爺婆」という名前と判明して、喉のつかえがとれた感じです。
築地場外市場の門跡通りを真っ直ぐ、都営大江戸線の築地市場駅方面に歩いて、公衆トイレの手前に鎮座なさっています。
優しくにっこりと微笑んでおられる様です。
京橋図書館・地域資料室所蔵の
築地食のまちづくり協議会発行の「築地場外市場いまむかし」によれば、
安芸橋を渡った稲葉の中屋敷には、咳の爺婆という石像があり、咳の患いに霊験あらたかということで、人が参集したといわれています。
築地市場、場外市場でのお買い物の途中、ちょっと見かけた方は、手を合わせて頂ければ、喉のいがらっぽいのが治るかも知れません。
今日も、そしてずっと私たちを見守ってくれることと期待しています。