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師走のプランツウォーク

[サム] 2015年12月 8日 09:00

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 晴海トリトンスクエア内ポケットプラザ「花・水・樹」のグリーンアドバイザーの案内で園内を散策する毎月恒例のミニガーデンガイドツアー。

今月は12月3日に開催されました。(12:30~ 14:30~)

トリトンパーキングの壁面のナツヅタが見事に色づき、真っ赤に燃えるような紅葉もあれば、朱色・橙・黄緑と、錦が織りなす正に晩秋の彩り。

花のテラスのベニバナエゴノキの黄葉も見応えがあります。

落葉樹は冬の間は一斉に葉を落とし休眠に入りますが、枝先には「冬芽」が膨らみ、来るべき春に備えています。

この時期目につく、赤い実を付けた植物の内、ヒイラギモチ(チャイニーズホーリー)はモチノキ科の常緑小高木。

クリスマスホーリーとしても流通していますが、本来のクリスマスホーリーは近縁のセイヨウヒイラギ。セイヨウヒイラギは常緑で晩秋に熟す球形の赤い実とのコントラストが美しく、古くから聖木とされ、クリスマスの装飾の定番。

尚日本在来のヒイラギはモクセイ科で別種。葉の形は似ていますが、実は黒紫色に熟します。

 R0036573RRS.jpg R0036572RRS.jpg R0036575RRS.jpg ピラカンサ(トキワサンザシ,バラ科)SQRRS (2).jpg

ヒイラギモチ(チャイニーズホーリー)、マンリョウ、センリョウ、ピラカンサ(トキワサンザシ)

 

花や色彩が乏しくなる時期だけに、普段は目立たない常緑針葉樹が相対的に目に留まります。

常緑といっても冬季は褐色を帯びる種もあり、また緑の色合いも微妙に異なります。

形状もいろいろ。

じっくり観察していると、それぞれに個性的な姿形に好奇心を掻き立てられます。 

形の整った "コニファー" はクリスマスツリーにもよく仕立てられます。

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 ヒノキ "ナナ グラシリス"、ニオイヒバ "イエローリボン"、コロラドビャクシン "ブルーヘブン"、ニオイヒバ "ラインゴールド"

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ドイツトウヒ、ヒノキ "ミクロビオータ デクサータ、アラスカヒノキ "ペンデュラ"、ヒマラヤシーダー "ゴールデンホリゾン" 

 

晩秋~初冬のガーデンの見方・見え方等、今回もいろいろと気づきを得たプランツウォークでした。