ある土曜の夕方、私以外の家族が外出なので今晩は何を食べようかと雑誌をパラパラとめくっているとカレー特集があって、突然無性にカレーが食べたくなりました。
そういえば、家の近くにあるカレー屋でいつも前を通るのですが入ったことが無かったので、ちょうどよい機会と思い出かけることにしました。
場所は鍜治橋通り沿いのビルの一階。。。
土曜日の夜ということでリーマンの姿も見当たらず、人通りもまばらでしたがお店はやっていました。早速中に入りメニューを見てみます。今日はお客さんも少なくてゆっくりできそうです。
。。。ということで先ずはマハラジャビールから。そしてつまみとしてラム・チャーシューとダールスープ(レンズ豆のスープでインド人にとっては毎日頂く、味噌汁のような存在)も頼みます。
お店の方に話を聞いてみるとこちらのお店、店のつくりなどからインド系のお店なのかなと思いきや、日本人の方の経営とのこと。近くのカレー屋さんではインドやネパールなどの店員さんを見かけることが多いのですが、こちらのスタッフは全員日本人とのことで、逆にびっくり。もともと湯島にあった人気店(デリー上野店)からのれん分けしたとのことで、湯島の本店は「1956年に日本人の手による、日本で本格的なインドカレーをもてなす専門店として誕生」という日本のインドカレーの老舗。銀座6丁目、東京ミッドタウン(六本木)にも支店があるそうです。
いい感じでラム・チャーシューをつまみながらマハラジャビールを飲みます。ようやくおなかも落ち着いてきたところで、真打ちのカレーのチョイスに入ります。おすすめは「カシミールカレー ★★★★★ 深みある極辛味」とのこと。
。。。赤い星★が5つもついていて、ちょっと気圧されます。こちらは人気メニューだそうですが、かなり辛そうなので今回は断念して、中級コースの「インドカレー★★★さらりとした辛口」からチャレンジしてみることにしました。「う~ん、絶妙。はじめはシンプルな辛さと思ったものの、後からじわっとスパイスの辛さが沁みてくる感じです。」
寒い日でしたが、お腹も満たし中からスパイスでぽかぽかと温まったので、帰り道にちょっと腹ごなしのためのお散歩です。今まであまり気が付かなかったのですが、新川周辺には結構カレー屋さんが多いみたいです。
「ふくてい(新川1-25-20)」、「カリーシュダ(新川1-9-9)」、「ナワブ(新川2-8-2)」、「ラティーノ(新川2-7-7)」、「サンガム(八丁堀4-14-1)」。。。
それもそのはず、家に戻って調べてみると「新川・八丁堀・茅場町地区」は31軒のカレー屋(カレーを出す店)がひしめく激戦区とのこと(食べログ)。そして、こちらの「新川デリー」は、この地区堂々のカレーランキング第1位とのことでした。。。「ごちそうさまでした!」
【新川デリー】
所在地:〒104-0033 中央区新川1-28-35
電話:03‐3297‐8922
営業時間:11:00~22:00(日・祝休)