もうすぐお正月です。七福神めぐりは、都内でも何ヶ所かありますが「日本橋 七福神めぐり」(日本橋三越本店 主催)をご紹介します。
七福神への信仰は、室町時代より始まって500年以上にわたり日本人に受け継がれているそうです。恵比寿神・大国神・毘沙門天・弁財天・福禄寿・寿老神・布袋尊の神様からなり、それぞれの神様を参拝してご利益にあやかります。日本橋七福神は他所とは異なり全て神社で構成され、しかも日本で一番巡拝が短時間にできることも特長です。
日本橋三越本店が主催する「日本橋 七福神めぐり」(協賛/日本橋七福会、後援/中央区観光協会、協力/山本海苔店、小津和紙)は、今年で31回を数える人気の催しで、1月4日(月)10:30~14:00に開催されます(参加無料/雨天中止)。コース(約1時間半)は、日本橋三越本店・1階室町口(受付)から小網神社(福禄寿・弁財天/強運厄除けの神様)~茶ノ木神社(布袋尊/火伏の神様)~松島神社(大国神/日本橋のお酉様)~末廣神社(毘沙門天/勝運の神様、元吉原の鎮守様)~笠間稲荷神社(寿老神/長寿延命の神様、常陸笠間稲荷神社の東京別社)~水天宮・仮宮(弁財天/安産・子授けの神様)~椙森神社(恵比寿神/営業繁栄の神様、江戸富くじで名高い)~寶田恵比寿神社(恵比寿神/商売繁盛の神様、10月にべったら市)~日本橋三越本店・屋上(ゴール)です。コースの順番に、決まりはありません。
人気の理由は、日本橋という伝統のエリアに七福神がコンパクトにまとまり下町情緒に触れながら短時間で巡行でき、順路の地図がいただけるほか要所に道案内のスタッフがいて初心者にも安心なこと、ゴール近くの椙森神社で参加用紙にスタンプを押して持参すると三越本店(屋上)で干支の絵馬型手ぬぐいを、また三越の向かいの山本海苔店で干支小皿がいただける等にあるかと思われます。
新春らしい記念品をいただくと共に、招福と無病息災を願って新春の日本橋を散策するのはいかがでしょうか。