別の記事(順天堂発祥の地)の取材のため、薬研堀(東日本橋)まで出掛けて行きます。薬研堀は同じ中央区ではあるものの家からちょっと遠いのと地下鉄でも行きにくいこともあり、いままではあまり足を伸ばすことも無かったのですが、今年は強い味方「コミュニティサイクル(CCC)」があるので安心です。
産業会館(A04)のポートに自転車を停めようと横道へ入っていくと、薬研堀不動院のちょっと手前から、提灯が飾られ出店が出て縁日状態になっています。そうです、恒例の納めの歳の市、歳末出庫市(でこいち)が開かれていたのでした。薬研堀の歳の市・歳末出庫市に来るのは、もちろん今回が初めてなのですが、婦人服、靴、カバンなどが売る屋台が目につきます。横山町なども近くにあるし土地柄でしょうか?
香港や台湾などでは、道路から完全に車をシャットアウトして開かれる夜市・縁日も珍しくはないのですが、東京では(単に私が知らないだけなのかもしれませんが)あまり見たこともなく、非常に新鮮でした。そぞろ歩きも楽しいです。3色の提灯がきれいに飾られているので見ていると「大本山 川崎大師」と書いてあります。薬研堀不動院は真言宗のお寺なので弘法大師さんの系統なのだろうなと思いながら調べてみると、こちらは「真言宗智山派大本山川崎大師平間寺」の東京別院で、目黒不動と目白不動とともに江戸三大不動のひとつとして知られるようです。
にわか勉強ですのでこれ以上は化けの皮が剥げてしまいますので、詳細は、地元の特派員・橘さんの昨年12月の記事「薬研堀 歳の市と大出庫市(/archive/2014/12/post-2264.html)」をご覧下さい。
「何故今の時期に歳の市が開かれるのか(納めの歳の市の名前の由来)」とか「何故、こちらで衣料品や靴などが売っているのか」など、丁寧に説明がされています。
こちらの納めの歳の市、今年も29日(火)までやっています。
【薬研堀不動院 納めの歳の市】
会場:東日本橋二丁目(薬研堀不動院周辺)
期日:12月27日(日)~29日(火)
開催時間:11:00~19:00