中央区役所の1階ロビーで今、「中央区観光写真コンクール」の入賞作品の展示が行われています。
大きい写真なので迫力や感じるものが、また一味違います。
昨年秋に募集されていましたが、501点の応募があり、そのうち37点が受賞となりました。
かなりの回数を重ねている歴史のあるコンクールで、 多くの協賛団体にもご協力いただいき、支えられています。
年々応募数が増えているあまり他にはないコンクールだそうで、今年はなんと10代~80代までの幅広い年代の方が受賞となりました。
12月22日(火)に中央区役所で表彰式が行われ、ミス中央の臼井さん介添のもと、各協賛団体などの代表者から、受賞者に賞状と記念品が手渡されました。
私はこのコンクールに非常に興味を持っています。
この写真コンクールは、「観光振興」というテーマに沿って「一枚の写真とそれにつける題名」だけで、 中央区の魅力を「作品」として表現するということが主題です。
募集時には、
『単に写真技術を競うのではなく、写真を撮ることを通じて中央区の魅力や豊かな観光資源を広く紹介し、多くの方に区を訪れていただくきっかけにすることを目的としています。』
と案内されていました。
方法は違いますが、それは今書いている「特派員ブログ」の記事としての「作品」で表現することと同じです。
入賞作品の中に何が表現されているかを感じるだけで、私自身がブログを書く上でもかなりの参考になります。
「観光」は、「光」を「観る」と書きます。
この「観光」は、古い中国の書にある「観国之光」という言葉からつくられたもので、「他の国へ行って、良い点を見聞きして学ぶ」というようなことが元々の意味だそうです。
今この「観光」という言葉は元々の意味とは違う使われ方がされていると思いますが、
『光』とは単に「美しい」だけではなく、楽しい・美味しい・凄い・可愛い・綺麗・心地よい・怖い・悲しい、といったような人間が感じるもの、
そして『観る』とは「感じ取る」というような意味だと私は勝手に解釈しています。
入賞作品には、作品を見た人に感じ取ってもらう『光』が、四角形の写真の中に、そして題名の文字の中に上手く表現されているものばかりです。
自分が書いた特派員ブログの記事としての作品は、感じ取ってもらえるような『光』が上手く表現できているのか・・・ちょっぴり不安です。
おそらく、展示されている作品が作られた時のいきさつ や こだわり や 苦労などは、作品を見ても多分、感じ取るのは難しいかもしれません。
ですが、もし中央区役所に行って入賞作品をご覧になられるようでしたら、どのような『光』が作品の中に表現されているかをポイントに『感じ取って』いただけると、また少し楽しめるかもしれません。
私が好きなのはこれかな?
【夕日を浴びて】
懐かしい・・・そんな光を感じました。
★中央区観光写真コンクール入賞作品の展示
新年は4日(月)~15日(金)まで
※土曜・祝日を除く。
中央区役所1階ロビーにて。