1月5日(火)、新春の活気を感じに築地場内市場の初市にいってきました。
まずは、水神社の遥拝所に新年のご挨拶。
いよいよ今年11月に築地市場は豊洲に移転となるので、この正月風景も見納めです。
この遥拝所も豊洲に遷座するということで、この境内には、遷座のための寄付金を募る用紙がおいてありました。
移転に向けて色々と動き始めたという感じで、いよいよ、その年になってしまったのかぁ と実感してしまいました。
もし何百年後に、魚市場がまた豊洲とは違う場所にあったとしても、きっとこの神様はその魚市場がある場所で寄り添っているのだろうと思います。
そのあと魚河岸横丁をぶらぶら。あちこちで新年の挨拶をする姿が見られました。
おぉぉぉぉ! これは野菜の宝船だ。
ん~。なんだか、めでたい。
いつものカレー屋さんで朝ごはんを食べたあと、見学が許される9時になるのを待って、市場の中に行ってみることに。
さすが正月。やっぱり普段の日とは活気が違います。
これも築地市場の正月の風景のひとつ「初荷の旗」。
ん~。これもなんだか、めでたい。
こんな感じで今年も活気ある築地市場が幕開けとなりました。
市場関係者のかたは、今年たいへんな年になるのかもしれませんが、無事に築地最後の日を迎え、新天地での新しい日が迎えられることを願っています。
年末に新聞で、築地市場が移転した後の跡地のプランについての報道がありました。
水辺の交通の施設を作る、というもので、まだ結構先の話のようです。
ん~、もし水辺を大事にするのならば、市場の跡地や水辺の際にはできるだけ高い建物は建ててほしくないなぁ。
隅田川の水が青く映るには、オレンジ色に映るには、やっぱり広い空が必要。
水は自分では光ることができないと思いますし、
水辺の魅力はやっぱり空が広いことだと思います。
(勝どきから見た築地市場方面)