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東陽院・十返舎一九の墓と住吉神社

[みのり] 2016年1月28日 14:00

こんにちは、みのりです。

今回は、勝どきの方に行ってみました

 

勝どき四丁目には、十返舎一九のお墓がある東陽院と住吉神社があります。

 

東陽院は、本寺浅草の通称新寺町「浅草永住町」(現在の台東区元浅草二丁目)善立寺内の子院(清正公堂)として有名であったが、大正12年(1923)関東大震災で焼失し、大正15年(1926)5月現在の場所に移転した。(ちなみに、本寺は足立区梅田一丁目に移転した)。昭和2年(1927)木道本堂、昭和5年(1930)鉄筋コンクリート造納骨堂、昭和41年(1966)木造庫裡を建築した。

十返舎一九の墓は、東陽院納骨堂(屋内墓地)にあります。東陽院の入口にある一九の碑「十返舎一九墓所」(徳川夢声筆)は、昭和33年(1958)2月、東京映画会社が「弥次喜多道中記」の制作にあたって建てたものです。

「東海道中膝栗毛」は、主人公の栃面屋弥次郎兵衛と喜多八が日本橋から東海道を旅し、伊勢参宮の後、京都にたどりつく旅行記の形式をとる物語であり、続編に続編を重ね、一九の代表作となった。一九は、天保2年(1832)に没し東陽院に埋葬されました。

 

住吉神社は、同じ勝どき四丁目にあります。

住吉神社の大祭の時の御旅所で、月島と勝どきと晴海の埋め立てが進み、氏子区域の拡大に伴い、遥拝所として御旅所ができました。昭和5年(1930)現・勝どき二丁目に、その後昭和59年(1984)、勝どき四丁目に移転しました。新島橋の近くです。

 

朝潮小橋(自転車と歩行者専用の橋、平成15年(2003)3月に竣工)を超えると、「ほっとプラザはるみ」(温水プールや夜景を楽しめ、屋外ジャクジーやトレーニングエリア、最新のマシンが揃えてある)に出ることができます。また、同じ晴海五丁目を海の方にまっすぐ歩いていくと晴海ふ頭公園や晴海客船ターミナルの方にも行けます。

 

<参照>

【十返舎一九の墓】

中央区教育委員会の掲示板

『歩いてわかる中央区ものしり百科』監修中央区観光検定委員会

『中央区の文化財(四) 有形民俗文化財 信仰』編集社会教育課文化係

【住吉神社】

家康公四百年住吉神社大祭 住吉神社三百七十年 二号地 月睦

住吉神社掲示板(御旅所に掲示されています)