晴海トリトンスクエア内ポケットプラザ「花・水・樹」のグリーンアドバイザーの案内で園内を散策する毎月恒例のミニガーデンガイドツアー。
今月は2月4日に開催されました。(12:30~ 14:30~)
今回のテーマは「立春の庭の植物」。
前回も取り上げたキンギョソウ(ゴマノハグサ科)は、花のテラス・スロープガーデン・サウストリトンパークと、方々に植えられていますが、やはり陽当たりのいい、サウストリトンパークのキンギョソウが一番ふっくらと元気よさそうに咲いています。
糸状の垂れ下がる黄金色の葉が特徴のフィリフェラオーレア(ヒノキ科)もサウスパーク内のものは、黄色味が一段と鮮やかなようです。(左上)
花のテラスにはミカン科のクロウェアの新顔の白花。
可愛らしい星形の花です。
葉を揉むと柑橘類独特の香りがします。
朝潮運河沿いのスロープガーデンではキンカンが夕陽を受けてオレンジ色に輝いています。
緑のテラスでは紅梅、素心蠟梅が目を引きます。
ソシンロウバイの静溢で穏やかな芳香には心が休まります。
足元に注意を向けると、春を告げる代表的な花、フクジュソウが芽を出す直前。
今後の成長が楽しみです。
テラス一帯では、冬の間葉を落としていた木々の枝にやがて葉や花になる冬芽が顔をのぞかせています。
冬芽の近くには葉が落ちた痕(葉痕)が見られ、各々の形や並び方が目や耳や口に、また全体の様子が人や動物の顔のように見えるものもあり、ユーモラスで微笑みを誘います。
多肉植物の種類や品種に応じた異なった育て方、挿し木の手順等についてもレクチャーいただきました。
またすこし冬場の花木のウォッチングの楽しみ方に幅がでたプランツウォークでした。
左から、クロウェア、コウバイ、ソシンロウバイ、フクジュソウ
左から、トチノキ、カエデ、カシワバアジサイ、アジサイ