銀座1丁目、昭和通りに面した銀座レトロギャラリーMUSEE(ミュゼ)で、「コロマン・モーザー グラフィック展」が開催されています
コロマン・モーザー(1868-1918)は、欧州では広く評価され、企画展が開催されていますが、日本での開催は今回が初めてだそうです
確かに、世紀末ウィーンで活躍した芸術家と言えば、クリムトやエゴン・シーレが有名で、私も知っていたのですが、コロマン・モーザーは知りませんでした
今回、この企画展では、家具、工芸、空間デザインなど、幅広い分野で作品を残した総合芸術家の残したグラフィックに焦点を当てて、欧州で現代でもリプロダクトされ続けているポスター作品が12点公開されています。
どの作品も、大胆な色使いとリズム感のある構図がとても新鮮です
ギャラリー主宰の川崎弘美氏は、世紀末ウィ―ン、特にこの芸術家のことを研究されているそうで、詳しい説明をしていただきました
こちらのギャラリーは、下の地図の場所にあります
川崎主宰にお聞きすると、築84年()の建物だそうで、もともとは灯油を扱う会社のオフィスビルだったとのこと。1階床面から広く取られた窓が斬新です
外壁の加飾煉瓦に時代が感じられ、たたずまいに大変趣きがあります
まさに、レトロギャラリー
会期は、好評のため期間が延長され、3月13日(日)まで開催されているとのこと。
月・火曜日は休廊です。
銀座レトロギャラリーMUSEE(ミュゼ)のHPはこちら ⇒
http://kawasaki-brand-design.com/