定められた日時、定められた場所に、きちんと出向く事。
なかなか難しいことです。
2月11日に行われた、第8回中央区観光検定試験、
なんとか受験してまいりました。
これまで、交通機関の遅れで、ぎりぎり試験開始時間に間に合った回もありました。
前日からの大雪で、ビシャビシャになった歩道を会場に向かった回もありました。
今回、私ごとではありますが、試験1週間前に、突然急性腰痛症
「ぎっくり腰」になりまして、
身動きできない状況に陥りました。
連続受検も7回で、おしまいになりそうです。
もっとも、痛みが続いている間は、受験どころではありません。
ベジータの急襲を受けたときの悟空の様に、「グアァァァーッ」。
当日は無断欠席になるけれど、仕方ないか。
それでも、3日4日、安静にしていたら、なんとか歩けそう。
鎮痛剤と筋肉弛緩剤が効果をあげて来たようです。
誰に褒められることもなく、8回目の受験会場にやってまいりました。
試験。面白かったよ。
「あさり河岸(中央区新富)、士学館、鏡新明知流、桃井春蔵、江戸三大道場」
この流れは、いつかは出題されるだろうと期待していました。
出ていました。
この問題を解いただけでも、出席した甲斐がありました。
他の99問は、どうだったの。
うーーん。
なかなか正解に結びつきませんでした。
おっ。そこを衝いて来ますか。
一読して脳裏に浮かびあがった解答群を、するりとすり抜けて、攻めてきます。
腰の痛みを忘れてしまう、楽しい90分でした。
出題者のニャリとほほ笑む姿が見えるようです。
会場を出たところで、筋肉質のお兄さんが、「ターレーだけは、分かったよ。」
ターレーの正式名称は、ターレットトラックと言うのですね。
問題文から知りました。
今回、歴史的建造物に関する出題が、特に印象に残りました。
暖かくなったなら、テキスト片手に、建物めぐりとまちかど展示館めぐりをしましょう。
実際に行ってみて、目で確認することが、一番確実に覚えられます。
一つひとつの建物の距離が近いことも、気軽に回れる魅力となっています。