「銀座百点」というタウン誌をご存じだろうか?
その名前の通り多くの銀座の老舗が加盟している商店会「百店会」が発行している銀座の情報誌です。
創刊は1955年で今月でNo.735号となるタウン誌としては日本最古のものです。(たぶん)
タウン誌の名称は、銀座百店会で発行しているのに「銀座百店」でなく「銀座百点」です!
他の地域のタウン誌と違っているのは「銀座百点」には定価が付けられていることです。
それも結構なお値段の270円です。
発行部数は約10万部、もちろん他のフリーペーパー同様、百店会に加盟している店舗の店先には置いてあり無料で貰えます。
ただ驚きなのは地方の方などで、有料で年間購読をされている方が(4062円・送料込)が、約1500人もいらっしゃるそうです。北海道から沖縄、それに海外の読者も多いとのこと。
内容は現在の銀座の情報もありますが、銀座に纏わる文化や歴史など、特に各界の著名人によるエッセイや有名人の座談会など他のタウン誌にはない内容で小冊子ながら読み応え十分です。
今月号の内容は
2016年2月号(NO.735) 目次
●巻頭ルポ
銀座を駆けぬける!
─東京マラソンの楽しみ─ 須藤 靖貴
●今月のエッセイ
カメラを愛でに行く街 佐々木 譲
銀座と映画と言葉の連想 古屋 美登里
私のヴァイオリン人生 天満 敦子
●カラー
ぼくの麺道・特別篇
─ご当地麺の巻─ はんつ 遠藤
●新連載
銀ぶら百年 泉 麻人
陽だまり百景 山本 一力
当世銀座探訪 山口 晃
●連載
きょうも、どこかへ 石丸 幹二
ぼくの麺道─銀座篇─ はんつ 遠藤
だいちょうことばめぐり 朝吹 真理子
オリンピックと銀座 野地 秩嘉
社長さんON & OFF 石川 成実
Letter from Takarazuka 轟 悠
歌舞伎 思い出絵巻 中村 歌六
銀座Q&A
GINZA拝見 銀座タニザワ 伊勢半
BOOK/MOVIE/Topics/Stage/Gallery/わたしの銀座
銀座俳句 選・高橋 睦郎
●百点対談 GINZA GUEST
猫と本を追いかけて 浅生 ハルミン
嵐山 光三郎
表紙・アートディレクション クラフト・エヴィング商會
っと豪華な内容になっています。
加盟している全店舗が地図上で記されているので銀座を散歩するのに便利です。