明石町の佃大橋の所の交差点に、今まで気が付かなかった案内板があります。
中央区環境土木部みどりの課が立ててくれた案内板で、そこには、
「友好の木 ハナミズキ・イニシアチブ による寄贈について」
ハナミズキは、大正元年(1912)に当時の東京市長尾崎行雄がアメリカにサクラを3,000本寄贈した際、その返礼として大正四年(1915)に日本へ送られた木であり、日米友好の象徴とされてきました。
平成24年(2012)、サクラ寄贈100周年を記念し、また今後の日米の友好関係を見据え、アメリカはハナミズキ約3,000本を日本各地に植樹する「友好の木 ハナミズキ・イニシアチブ」プロジェクトを開始しました。
明石町は、かつて外国人居留地があり、明治七年(1874)から16年間アメリカ公使館が設置されるなど、アメリカとの関係が深い場所です。
こうした地区の歴史を踏まえ、このプロジェクトにより、ハナミズキ20本の寄贈を受け、聖ルカ通りと明石町緑道(左図参照)に植樹しました。
との説明です。
なるほど、日比谷公園でアメリカ・ハナミズキとその説明を読んだことがありましたが、新たに、聖ルカ通りと明石町緑道に植樹されたことは知りませんでした。
ハナミズキが白い花(実際は咢ガク)を付けて私たちを楽しませてくれる春が待ち遠しいですね。
暦の上では、もう立春。
聖路加国際病院周辺の歴史散歩が楽しくなります。
聖路加国際病院の構内では、米国公使館跡の記念碑である白頭鷲や13本のストライプの星条旗の石碑などを、
聖路加タワーの2階のポーチでも関連する石碑をご覧になれますし、
周囲はミッションスクールの発祥地なので、女子学院、明治学院大学、青山学院大学の前身である海岸女学校の記念碑などがご覧になれます。
写真は聖路加タワー前の、植栽の中にあるヘンリーフォールズの住居の跡と彼の指紋を学術的に研究し英国の科学雑誌Nature に発表した功績の説明です。
近くには、日本一饅頭所の塩瀬さんがあります。
築地駅方面へお帰りの途中には、日刊スポーツの向かいに新しく開店した「銀座千疋屋築地店」でケーキなどもお求めになります。
ちょっとお疲れになったら、魚河岸銘茶で美味しい日本茶とお菓子もお勧めです。
個人的には、天竹とか「たけの」や、場外市場近くで一杯 が好みですが。
明石町、築地周辺のお食事、お買い物もお楽しみ下さい。