去年テレビで紹介されたことがあった佐々木商店に行ってきました。
通り過ぎて見過ごしてしまいそうで、
「銀座歴史散歩地図」を読むまでは知りませんでした。
岸田劉生が「新古細句銀座通」の中で、
「つやぶきんの佐々木は いうまでもなく古い、毎年七草には この店で太神楽があって、
みに来るように使がきまってあったもので、毎年七草の夜は佐々木へ行ったものだ」とあります。
私も「つやふきん」を買ってみました。
黄色いタオルのような感じですが、明治時代からパイプなどの木製品を磨くのに使うとよいそうです。
現在も全国から注文があるそうです。
佐々木商店は、明治元年創業の喫煙具の老舗。
パイプ愛好家なら知らない人は居ないと言われています。
(中央区銀座1-8-17)