晴海トリトンスクエア内ポケットプラザ「花・水・樹」のグリーンアドバイザーの案内で園内を散策する毎月恒例のミニガーデンガイドツアー。
今月は3月3日に開催されました。(12:30~、14:30~)
今回も「花芽」に注目。
「花のテラス」では、ギンヨウアカシア(別名ミモザ、マメ科)が見頃です。(左上)
日本に自生するツバキのひとつ、積雪地帯の山中に生えるユキツバキ(ツバキ科)も艶やかな花姿を見せています。(左)
クレマチスというと初夏に花が咲くイメージがありますが、こちらは常緑性冬咲きタイプの代表種 "クレマチス アンスンエンシス"(キンポウゲ科) 。
花弁の先端がくるんと反転した白色の花を下向きに咲かせています。
朝潮運河沿いの「桜の散歩道」では、カンヒザクラ(バラ科)の紅色が鮮やかです。(右上)
「緑のテラス」では、前回は蕾だったフクジュソウ(キンポウゲ科)が開花、
クロッカス(アヤメ科)、セツブンソウ(キンポウゲ科)、サルココッカ(ツゲ科)も開花中。
花芽のなかでは、サンシュユ(ミズキ科)、ベニバスモモ(バラ科)が開花直前、
リキュウバイ(バラ科)は、着々と開花準備中といったところでしょうか。
タムシバ(モクレン科)には、ビロードのような、短い綿毛の風合いをもつ花芽がたくさん吹き出ています。
時節柄、生き物の命の息吹を改めて感じたプランツウォークでした。
左から、フクジュソウ、セツブンソウ、サルココッカ、クレマチス アンスンエンシス
左から、サンシュユ、ベニバスモモ、リキュウバイ、タムシバ