数寄屋橋交差点の角にあった銀座東芝ビル。
モザイク銀座阪急(旧数寄屋橋阪急)が入っていた
私のお気に入りビルが閉店してから3年半近くたちます。
そしてついに今月3月31日、新しく生まれ変わります。
「東急プラザ銀座」として。
約3700平方メートルの敷地に地下5階、地上11階、
そのうち13フロアが商業エリアで125店舗が入居予定。
開発コンセプトは
「Creative Japan~世界は、ここから、おもしろくなる。~」で
"銀座らしさ"に磨きをかけようと掲げたものとか。
実に銀座にふさわしい新しいランドマークを予感させます。
そして何よりも目を引くのはビルの外観。
「光の器」をコンセプトとし、伝統工芸の「江戸切子」をモチーフに採用。
和のテイストいっぱいの美しいビルです。
この「江戸切子」は今や東京を代表するお土産の1つになっていますが、
もともとは、1834年(天保5年)大伝馬町のびいどろ屋、加賀屋久兵衛が、金剛砂を用いガラスの表面に彫刻することを工夫したのが始まりだそうです。
ビルの6階と屋上には、
「KIRIKO LOUNGE(キリコラウンジ)」
「KIRIKO TERRACE(キリコテラス)」と命名されたパブリックスペースがあるそうです。
ここにも切子の登場ですね!
ところで、江戸切子の模様は「魚子」(ななこ)と呼ばれており、江戸切子組合では7月5日を
「江戸切子の日」と制定しています。
菜々子(ななこ)繋がりで、うれしくなってしまった私。
今から開業日が楽しみです