ギャラリー銀座で開催されている「風景 花 心~点描の世界~」と題する工藤照子氏の「点描画」の個展です
無数の点から生み出される、鮮やかさ、明度、肉筆油彩ならではの深みに感動します
点描画は、とても時間と根気の要る手法です
間近で一作一作見ていくと、作者の対象物を見る目の真剣さが伝わってくるようです
「美しい自然・・・そこに生きる愛らしい花や小動物たちに心癒されて生きる日々の中で、思い出をふり返り『水辺の風景』を花と共に展示させていただきました。8年ぶりの個展になります。いつも自然は私たちとともに・・・皆様の心にひとときのやすらぎを感じていただきたく、心をこめて御案内もうしあげます。」
工藤氏のことばです
工藤氏の作品は、とても色彩が明るく美しいことに加え、見ていると心が静まるような、落ち着けるような、なごめる作品ばかりです
是非ギャラリー銀座で、直にご覧になることをお勧めします
期間は、3月28日(月)から4月3日(日)までです。
下の2枚の作品は、北国の雪景色を描いた大作です
ちなみに、点描といえば、新印象派・フランスのジョルジュ・スーラが有名です
下の写真は、スーラの代表作「グランド・ジャット島の日曜日の午後」(シカゴ美術館)です。
工藤氏の作品は、スーラの表現方法とも違っているようで、興味深かったです
なお、ギャラリー内での写真撮影については、了解をいただきました
ギャラリー銀座のHPはこちら ⇒
http://www.rr.iij4u.or.jp/~gallery/