銀座6丁目の「REIJINSHA GALLERY(レイジンシャギャラリー)」で、3月18日から冨岡奈津江さんと植野のぞみさんの立体造形アーティスト2人による展示会「野生の夜に」が開催されています
冨岡さんと植野さんは、動物をモチーフとする作品を制作する立体造形アーティストです。
同展ではさまざまな動物をかたどった作品が、照明によって「昼」と「夜」に分けられたギャラリーの中に展示され、動物園さながらの光景を見せています
お二人の作品は、質感がまったく違っていて、それがギャラリー内でいいコントラストになっていました
冨岡さんは、「フクロモモンガ」「ミツユビナマケモノ」「キンシコウ」「クマゲラ」「白馬」など、新作12点を含む陶器作品28点を出展されています
富岡さんは、作品制作に当たって、動物の生態を調べることから始めて、粘土の「ひも」を積み上げて作品を形作るそうです
植野さんは、「マルマンズ マヌルネコ」「転石」のほか、アパートの窓でたばこを吸うオオアリクイ、外に向かって輪ゴムを飛ばす2匹の子豚など、新作16点を含む23点を出展されています
「見ているはずなのに目に留まらないほどのささやかな出来事で構成されている日常を、擬人化した動物の姿を通して表現した。見る人が自由に、記憶や思いと結び付けて楽しんでもらえれば」。植野さんのことばです
開廊時間は12時から19時までで、日曜・月曜は休廊日です。
期間は、4月1日までです。
なお、ギャラリー内での写真撮影については、ご了解をいただきました
REIJINSHA GALLERYのHPはこちら ⇒
http://www.reijinsha.com/r-gallery.html