4月18日(月)、浜離宮恩賜庭園の芳梅亭で、お茶会を気軽に楽しむ「茶道体験」が開催されました。
1回目10:00~、2回目11:00~、3回目13:00~、4回目14:00~
講師は、江戸千家・大内宗心茶道教室、本山宗晴氏。
江戸期はこの近辺に御庭役所があり、庭への入口を警固していたとされます。
明治期に内匠寮員詰所となり、戦後昭和23年に集会場として整備されたと聞きますが、
現在集会施設「芳梅亭」として活用されています。
まず "手前" の手順、礼儀作法に加え、茶碗等の茶道具を始め、茶室や茶花の生け花の観賞方法や客人との心の交流について、プレゼンテーション。
次いで希望者には、実際に "点前" の体験。
参加者の大半は訪日外国人観光客。
国内各地を巡る滞在型の観光客が殆どのようです。
国籍は英国、ベルギー、オーストラリア、ニューカレドニア・・・と様々。
今回は、手ぶらでOK、服装自由とのカジュアルスタイルの茶会。
茶道は「おもてなし」と「しつらえ」の美学とも伝えられます。
銘々異文化を背景に、主人と客の間に通う人間的ぬくもり、和の精神の体感機会を通じての、
交歓の場となりました。