4月23日(土)、浜離宮恩賜庭園にて、中央区立環境情報センター主催の「浜離宮 自然さんぽ~春を感じよう~」が開催されました。
10:00~12:00
3班に分かれ、自然観察指導員(NACOT)の案内で、春に咲く花や生き物たちの生態系を観察し、自然の中で環境の変化を学びます。
園内は現在、ツツジ、フジ、ボタン等の花木が開花中。
木々により、微妙に色味が異なる若葉が織り成す見事なグラデーション。
内堀広場の芝生も漸う青々と色づき、散策にはもってこいの季節です。
虫媒植物の花色・香り・形状と、訪花昆虫の形体・習性とのマッチング、テントウムシとアブラムシとアリの三角関係をはじめ、共生と共進化、天敵に纏わる話等々、レクチャーを受けながら、つぶさに観察。
文化財庭園ということもあり、想像以上に自然が保全されている稀少性を改めて再認識し、新たな学びを得たフィールドワークでした。
左から、ニョイスミレ、キランソウ、ムラサキサギゴケ、クサイチゴ、ヘビイチゴ
左から、セントウソウ、カキドオシ、ヒメオドリコソウ、クサノオウ、ムラサキケマン