四方の風です。
特派員2年目の投稿は、昨年同様日本橋まつりの話題からはじめます。
開花宣言あとの天候が幸いし長く楽しめている桜が見ごろの中、3日、第23回春の名橋「日本橋」まつりは行われました。
ただし残念なことに昨年同様に雨模様になってしまいました。高速道路が傘の役割をまたしても果たしてくれた次第です。
乙女の広場からの眺め
11時 オープニングセレモニー開始
国道道路元標
現在の石橋は105周年を迎え中央区のシンボルとしてだけでなく文字通り日本の橋の原点でもあり加えてトルコまで約14万km
に延びるアジアハイウェーの元標でもあります。
まつりにあわせ、日頃は車が行き交う橋上は通行止になり、「日本国道路元標」プレートを足下にみることができました。
往年の名車が、それぞれに多くの道を走り歴史を積み重ねてきたこの日のイベントとして橋の上に揃いは場を大いに盛り上げ
てくれました。(9時からは日本銀行本館前、江戸桜通りに桜の下に全社が並び、故高倉健の愛車であった赤いポルシェもその
内の一台でした。)
高倉健さんの愛車
橋は川に架かかるもの。日本橋川には日本橋船着場が出来、クルージングを楽しむ人が増えてきています。わたしも昨年
その楽しさを堪能したひとりであります。
まつりのオープニングのあいさつで、日本橋保存会中村会長も話されていましたが、3月30日で利用者が30万人を達成したとの
こと。船上から日本橋を眺めることは「日本橋に青空を日本橋川に光を」実現に近づく賛同者を増やす一歩になるかもしれません。
室町 桜まつり 路上飾り
中央区は水辺の街と言われます。高低差のない区内、今もある川、
橋ばかりではなくかって存在したそれらを想像してまた散策をしたいと思えた日本橋まつりでした。
補足 隅田川の堤防補修と耐震補強工事で隅田川テラスが部分的に
4月中旬から29年3月末まで通行禁止になります。
新大橋から清洲橋を通って聖路加まで、勝どき橋を挟んで月島佃。
景観が素晴らしいところです。桜とともに工事前を楽しんで下さい。