3月18日~4月10日に亘り開催中の「日本橋桜フェスティバル」と連動して、日本橋案内所では、春の風物詩 "桜" をテーマにした作品づくりやテーブルコーディネート体験、春のパーティやお花見におすすめのお菓子やおつまみづくりが体験できる講座など、日本橋ならではの、老舗とタイアップした体験型ワークショップが開催されています。
今回は、4月9日に開催された、鰹節・乾物の老舗「八木長本店」とのコラボ企画、『旬の桜えびを使った 春のおつまみガレットづくり体験』の様子をご紹介します。
「八木長本店」は、創業270年余(元和2年創業)の、鰹節・椎茸・昆布など日本料理の基礎となる各種だしの材料をはじめ、豆・乾麺等の乾物を商う老舗。
まずは、日本橋魚河岸、お店の沿革、永年の経験と技術により素材のもつ味を生かした体に優しい厳選された伝統食材の良さ等々のレクチャー。
次いで、早速、調理のデモンストレーション並びに実習。
桜えびは、季節感と見た目の美しさを尊ぶ日本の食文化にあって出色の存在。
日本国内の水揚げ量の100%は駿河湾産で、漁期は春と秋の2期との由。
同店で取り扱う静岡県由比産の「桜えび」は、4月の1週目に解禁。水揚げされ、敷き詰め天日干しされ、浜辺一杯ピンク色に染まる景観は、春を告げる風物詩としても有名です。
生、釜揚げ、素干しと各々味わいを異にしますが、素干しは独特の食感と香ばしさが特徴。
当日のレシピはその素干しの桜えびを使った
☆桜えびとチーズのそば粉ガレット
☆お手軽3種類*のソース味を楽しむバーニャカウダ
*黄色ソース かつお花粉(粉の鰹節)+マヨネーズ+ニンニク+オリーブオイル
*赤ソース (刻み)桜えび+マヨネーズ+ニンニク+オリーブオイル
*緑ソース (水に戻した)あおさのり+マヨネーズ+ニンニク+オリーブオイル
天日干しで太陽と潮風を浴びた旬の駿河湾産桜えび。
冷えたビールと共にいただく、手作りの季節の味は格別です。