今日は、明石町散歩です。
聖路加国際大学と丸山海苔店の間の道路は、「居留地通り」と言います。
明石小学校の南東角には、居留地に関する説明パネルが設置されていて、この地区の歴史を学ぶには便利です。
カトリック築地教会では、八重桜の関山(カンザン)が、柔らかい暖色系のピンク色で出迎えてくれました。
もう少し、塩瀬さんの方向へ進むと、明石町緑道には、八重桜の「ウコン」、「一葉」が特徴ある花をつけていました。
「ウコン」は、ターメリックです。 その色に似たことから名づけられました。
写真の「一葉」は、花びらの中心に一本緑のメシベが出ているので、そう名づけられたそうです。
その反対側には、関山(カンザン)がふさふさとした濃い桃色の花びらを、風にまかせて揺らしていました。
八重桜の花見の途中では、ミッション・スクール発祥の地、ここ明石町で有名な大学の前身を知る記念碑も訪ねてみましょう。
「女子聖学院発祥の地」碑
そして、「青山学院記念の地」碑
聖路加国際病院、国際大学の周辺には沢山のモニュメントがあります。
この地が、幕末から居留地に指定されたことが、明治からの日本の文明開化につながっていると思います。
もう少し歴史を遡って、元禄時代の浅野家上屋敷や、江戸時代末期の蘭学事始め、解体新書にまつわる慶應大学発祥の地碑などと対面して、歴史通を目指すのも良いことと思います。 ちょっと違った風情の明石町をお楽しみ下さい。
「居留地通り」と命名に至った過程やご苦労が、
居留地の研究活動をされている、「NPO法人築地居留地研究会」様のHPでご覧になれます。