銀座2丁目、銀座大塚ビル地下1階にあるメグミオギタギャラリーでは、現在、フランス人アーティストTILT(ティルト)氏の日本初個展が開催されています
TILT氏は、南フランス、トゥールーズの出身で、今最も世界的に注目を集めているストリートアーティストだそうです
展覧会のタイトルは「コンクリート抽象」です
グラフィティカルチャーの始まりは、1970年代にニューヨークでスプレーやフェルトペンなどを用いて、壁や電車などに自分の名前を書く行為(落書き)が広まったのが契機とされているそうで、この個展は、世界最高レベルのグラフィティアートを鑑賞できる貴重な機会です
当ギャラリーのHPに、「意味とは無縁のところで純粋に造形のスタイルを競うことで発展してきたグラフィティは、究極の抽象表現」であると書かれており、TILT氏の作品を見るとそれが理解できるように思います
シンプルで力強い筆運び()、また、カンバスがコンクリートというのも雰囲気があります
力強い筆運びは、リスキーな場所で描くため、描くスピードが要求された結果、それにつながったということでしょうか
今展では、小屋にペイントを施した超大作が1点、
カンバスワークが5点、
直接壁に描いたものをはぎ取ったカラー作品が3点、
モノトーン作品6点を中心に、
計18点の作品が展示されています。
期間は、4月1日(金)から30日(土)までです。
日、月、祝日は休廊日です。
ギャラリー内での写真撮影については、ご了解をいただきました
メグミオギタギャラリーのHPはこちら ⇒
http://www.megumiogita.com/cn5/cn8/pg541.html