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北大路魯山人の美

[お江戸のマーシャ・堀内] 2016年4月19日 16:00

三井記念美術館にて、陶芸でよく知られている北大路魯山人(ROSANJIN)の
和食器が、絵画、漆器類とともに展示されています。

 

北鎌倉に開窯した星岡窯で創られた和食器は、大胆なフォルムのものが多く、
図柄も、負けじと陶器の表面積を目一杯使って、自然をふんだんに取り入れた
ものになっています。蟹、野の草にキリギリス、極彩色の花と枝、赤い太ったカブ、、。
殊に、「俎板(まないた)盤」、これには何か心を惹きつけるものがあります。

 

「器は料理の着物」とは、この魯山人にしか言えなかった言葉だと感じます。

 

6/26まで開催していますので、よろしければ足をお運びください。
http://www.mitsui-museum.jp/exhibition/index.html

 

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「備前大葉皿」  昭和33(1958)年   個人蔵

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「雲錦鉢」    昭和16(1941)年頃  足立美術館

 

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「織部蟹絵平鉢」 昭和34(1959)年   個人蔵

 

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「蟹と海老図」  昭和10(1935)年頃  足立美術館

 

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「絵瀬戸平鉢」  昭和25(1950)年頃  足立美術館

 

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「織部俎板盤」  昭和24(1949)年   京都国立近代美術館

 

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「蕪絵乗益椀」  昭和10(1935)年頃  足立美術館

※各画像は三井記念美術館様の所有となります。二次利用は固くお断り申し上げます。