隅田川は河口部の中央大橋上流の佃2丁目地先で東に分流し、佃2・3丁目と江東区越中島1・2丁目の間を流れ、豊洲貯木場で東西に分かれ、それぞれ豊洲運河と春(晴)海運河に繋がっています。
大川端リバーシティ開発の際、中央大橋~相生橋の隅田川派川沿いにつくられた石川島公園は、平成19年に相生橋南まで拡張整備されました。
スーパー堤防の採用により、水と触れ合えるように親水性が確保された緑地空間は、近隣住民の憩いの場として親しまれ、ジョギングや散歩をする人で賑わいを見せています。
4月18日、東京管区気象台から生物季節観測情報のひとつ「シバ発芽」が発表されましたが、公開空地の芝生も次第に緑が濃くなりつつあり、木々の若葉も芽吹き、爽やかな季節を迎えました。
因みに今年の発芽は平年に比べ11日遅く、昨年に比べ5日遅いとの由。
足元に目を凝らせば、スロープの緑地帯には春を実感できる野の花が咲いています。
ムクドリが集まって地面を歩き回り、盛んに啄んでいる姿にも出会えます。
左から、オオイヌノフグリ、タチイヌノフグリ、トキワハゼ、キュウリグサ、ナズナ
左から、シロツメクサ、アカツメクサ、カラスノエンドウ、ハルジオン、オランダミミナグサ