2016年6月12日、「下町連合渡御」が催行されました。
区間は、京橋から日本橋間で、いわゆる「擬宝珠」から「擬宝珠」の間の山車と15基の神輿による盛大な渡御です。
今回は、12:10から行われた来賓の祝辞、江戸消防記念会による木遣りなどの「セレモニー」からの追っかけレポートです。
若葉が茂り樹木が成長した東京スクエアガーデンの3階から、山車と神輿を拝見すると、既に沢山の方々がお集まりです。
神職による祝詞、来賓のご挨拶、
続いて、江戸消防記念会による木遣りが聞こえてまいりました。
中央エフエムの方々も、今日は現場で実況中継をしていました。
84.0から聴こえてきたのは、アッコさんと志歩さんの掛け合い、お祭りマンボの歌も流れていました。
それではと、山車と神輿の進行する日本橋方面へと、追っかけを開始しました。
写真は、京橋のみずほ銀行、パイロットのペン・ステーション前を行く、佐倉から里帰りの山車です。歌舞伎の連獅子の様です。
高島屋前へ、神職を先頭に一行が、次々と到着してきます。
高島屋前で、22の高張提灯が勢揃い。
子供たちも一生懸命、綱を引っ張っていましたし、お父さんに肩車してもらって応援していました。
一部の神輿は高島屋前がゴールです。木頭が拍子木で指図をします。
日本橋まで行ったお神輿が高島屋前に帰ってきます。神輿のてっぺんは擬宝珠です。そして、その下の「駒札」と言われる部分には、「日本一」の字が。これは、日本橋一丁目の神輿なのですね。
この下町連合渡御で最後を飾るのは日本橋髙島屋での「差し」です。到着した神輿は、「木頭」と呼ばれる神輿の上げ下げを指揮する人により、重要文化財となった高島屋の重厚な正面入口に入り、空間いっぱいに威勢よく差し上げられました。
この後、各町の神輿は地元に帰り、氏子の町内を回ります。日本橋プラザで、表敬訪問をしている神輿に出会いました。
日本橋は住人の少ない地域ですが、企業の支援、企業や商店に努める方々の熱意で、盛大な祭りが続いており、これからも続いていくのだと実感しました。