日本橋室町1丁目、中央通りに面した奈良県のアンテナショップ、「奈良まほろば館」で、「奈良生まれの名僧「忍性」-救済に捧げた生涯-」と題する企画展が開催されています
期間は、6月9日(木)から21日(火)までです。
良観房忍性(りょうかんぼうにんしょう)は、鎌倉時代、奈良に生まれ文殊信仰を拠り所に、病や飢えに苦しんでいる人々を救うための献身的な活動を続けました
特にハンセン病患者を毎日背負って町に通ったという話(「元亨釈書」等)は、有名です
人々の救済に努めた忍性に、後醍醐天皇は「菩薩」号を追贈したそうです
来年2017年は忍性の生誕800年にあたるということで、奈良国立博物館では、忍性ゆかりの寺院に伝わる名宝や文化財を一堂に集めて、奈良生まれの名僧の熱い人生とその偉業を偲びます
こちらの期間は、7月23日(土)から9月19日(月・祝)までです。
また、奈良まほろば館でも、6月18日(土)に、田中密敬師(霊鷲山感應院極楽寺 住職)による忍性に関する講演も予定されています
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