日本橋小舟町の伊場仙ビル1階に、老舗扇子店「伊場仙」が運営する「伊場仙まちかど展示館」があります
現在、幕田魁心(まくたかいしん)氏の書展「鳥歌花舞」が開催されています
幕田氏の作品は、ニューヨーク総領事館や中国の博物館、木更津市のかずさアカデミアホールなど多くの場所に収蔵されているそうです
また、6月6日には、幕田氏に、フランスのアンクラジュマン・ピュブリック勲章コマンドゥール(勲三等)が授与されることが決まったそうです
伊場仙は、創業1590年(天正18年)、団扇、扇子、和紙製品製造販売の老舗です
創業当時は、江戸日本橋堀江町(現在の日本橋小舟町)にて、江戸幕府の御用を承り、主に和紙、竹製品などを扱っており、江戸後期より、うちわ浮世絵を扱い始め、初代豊国、国芳、広重などの版元として「伊場屋」の名を江戸市中に広めたそうです
現在、その当時の「伊場仙版」の絵は、国内の美術館はもとより大英博物館、ボストン美術館、メトロポリタン美術館、ヴァンゴッホ美術館等海外の著名美術館でも見ることができます
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