"とと姉ちゃん"こと 大橋鎭子さん。
テレビドラマでは、これから『暮らしの手帖』 の創刊になるところです。
彼女と花森安治さんが始めた出版社のビル が銀座西八丁目にありました。
花森さんが、どうしても銀座に出版社を持ちたいという強い意志があったそうです、
『スタイルブック』から始まり、現在の『暮らしの手帖』です。
今は有名な商品テストというのはなくなりましたが、
私にとっては、花森さんの『一銭五厘の旗』、
石井好子さんの『パリの空の下オムレツのにおいは流れる』
その他『アラバマ物語』、『すてきなあなたに』、『おそうざい十二ヵ月』など若いころ読んだ感動、今も鮮明です。
大橋さんが好きだった靴店は「ワシントン靴店」 でした。
創業者が、オレゴン州ポートランドのワシントンストリートで食料品店を営んでいた由来で「ワシントン靴店」と名付けたそうです。
昔は、銀座の中央通り沿いには「ワシントン靴店」、「かねまつ」、「ダイアナ」と大きな靴屋さんがたくさんありました。
大橋さんも、お気に入りの靴で、銀ブラしたでしょうね。