日本橋三越本店6階で、「―天衣無縫― 棟方志功展」が開催されています。
棟方志功といえば、十大弟子と美しい観音さまを思いだします、黒眼がいつも大きい。
確か、テレビで「わだば、ゴッホになる」という言葉を発せられていたのが印象深く記憶に残っている画家です。
年表をみると、18歳のときにそう思ったということのようです。
作品のテーマには仏教世界の探求が横たわり、展示会に飾られていた一幅の書画、
「真理」という力強い筆致で描かれたものがありました。常に真理を追究しながら彫刻刀のタッチを通して
語りかけていたのだと思います。
今回は、普通の展覧会と違って、そのカバーする範囲が広く、40代後半から50代の版画・倭絵作品を中心に
70点が催されています。7/19まで展示されています。