三年前の夏の隅田川。
下流の勝どきまで初めて歩いて来て、ひょっこり現れた東京タワー。なんだかとても嬉しかった思い出があります。
(2013年 夏のタワー)
近すぎず遠すぎずの絶妙な距離感で見える東京タワー。勝鬨橋や周辺の隅田川のテラスは今や希少な場所です。
勝鬨橋は「またいつか開いてくれるのではないか」という、未来に向けてのロマンがある、夢のある跳開橋。
そんな夢のある橋から眺める夢タワー。
私が一番好きな隅田川の風景は、この勝どきから見える東京タワーの風景です。
東京人の「心のともしび」。東京タワーのことをそんなふうに言う人もいたり。
何十年も前に東京で働いていた私のいとこは、たびたび新橋の駅から勝鬨橋まで歩いて来ていたとか。
勝鬨橋からの東京タワーを見るために。
今では東京での一番の思い出となっているようです。
(2015/10/31 ハロウィン限定カラー)
都市は変わり続けます。
勝鬨橋と寄り添うようにあった築地の市場はこの地を去ることに。
市場の夜の光も移転してしまうことになりましょうか。
(2015 クリスマスイブ)
そして東京タワーの光も?
背の高い建物が建てられるみたいで、タワーの光が遮られてしまうかもしれません。
(東京タワーから見た浜離宮・勝どき方面)
狭苦しくても良いので見えるままであってほしい・・・
(月島のテラスより)
夏は夕暮れ。涼しくなってからがおすすめ。
ロマンチックな雰囲気に浸るのもアリ。
(2016/7/28 梅雨明け宣言限定カラー)
勝鬨橋から見る市場の灯りと東京タワー。
今のうちですよ。
思い出のある方も、ない方も。