現在の日本橋は1911年(明治44年)に架橋されました
架橋100周年を迎えた2011年(平成23年)に、歌舞伎役者の坂田藤十郎丈と十二世市川團十郎丈(故人)による船乗り込みが催され、お二人(藤十郎と團十郎)の乗り込みを記念して、この河岸は「双十郎河岸」と名付けられました
私たちが乗船したクルーズ名は、「夏限定扇橋閘門(こうもん)の運転室見学と通航体験舟遊び」で、この扇橋閘門があるのは小名木川(江東区)なのですが、日本橋のたもと、日本橋川の双十郎河岸から出船したということで、紹介させてもらいます
クルーズは、日本橋川から隅田川に出て、東京スカイツリーを見ながら隅田川を少しさかのぼり、清洲橋をくぐった後、小名木川に入りました
閘門とは、水位の異なる河川や運河、水路の間で船を上下させるための装置です。実際には、固定された閘室(前後を仕切った空間)内の水位を変えることで、結果的に船を上げ下げします
扇橋閘門です
8月の限定日(今日、21日とか)は扇橋閘門の運転室が一般開放され、見学が出来ました
江東区を中心とした内部河川は、東京湾の干潮時よりも強制的に水位を1メートル下げているそうで、隅田川と最大で3メートルも水位が変わるそうです
にもかかわらず、どこにも水が流れ込む激流がないのは、この閘門によって水位の差を調節しているからとのこと
実際に、船に乗ってこの仕組みを体感すると、すごさがわかります
いい体験でした
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