時々秋の気配を感じるようになりましたね
我が家のチビさんもだいぶ成長して、日々全力で駆けまわっています(汗)
今回は久々に子育て関連の内容です。といっても一つの小さな公園なんですが。。。
中央区には大小合わせて87の公園があります。
(区内の公園一覧:http://www.city.chuo.lg.jp/sisetugaido/koento/kouen_hiroba_ichiran.html)
今日は小さなところで「十思公園」(じっしこうえん)をご紹介します。
東京メトロ小伝馬町駅の近く。
十思公園にはすべり台、砂場、ブランコなどがこじんまりあって、半分は広いスペースになっています。
すべり台はややおっかなびっくり、砂場は無心で掘ったり積み上げたり。
子供はどれも大好きですね。
十思公園のすべり台は登るところが葉っぱのような形になっていてちょっとオシャレ。
ケガをしないよう工夫されたデザインで安心です。
砂場にはスコップなどのおもちゃが備えられています。
皆さんキレイに使っていて、いつ行っても散らかってないのです◎
このあたりは伝馬町牢屋敷跡で、子供を遊ばせるのはどうだろう...とも思いましたが、
戦災も切り抜けた「十思小学校」も児童減少によって閉校するまであったわけで、
実際居心地もよく、子供達は超元気に遊んでいるので気にならなかったです。
こちらの公園には、江戸時代に人々に時刻を告げていた「時の鐘」の最も古いのが保存されています。
江戸時代最初の鐘。二代将軍秀忠のときは江戸城内でついていたが、(多分音が大きくて)日本橋石町(現在の本町・室町付近)に移したのが起源、とのこと。
市街地の拡大に伴い、浅草、赤坂、四谷など九か所に設置されたが、この石町の時の鐘が一番古いものなんだそうです。
また、安政の大獄で伝馬町牢で最期の時を迎えた吉田松陰に関する碑、牢屋の石垣の一部などがあり、それぞれ結構詳しい案内板があるので歴史も学べます。
お隣の十思スクエアには「十思湯」という銭湯もあります。
2年前にオープンした銭湯。
レンタサイクルのポートもあります。
チビさん遊ばせながら、「みんな何を思いながらこの鐘の音を聞いていたんだろう...」と思って鐘を眺めてみたり、「あとで銭湯行こうかな」と思ってみたり。
公園で子供遊ばせるのはなんてことない日常なのですが、歴史に思いを馳せることもできてちょっとオススメです。
大人がベンチでボーっとするにも◎です。
◆十思公園
住所:中央区日本橋小伝馬町5-2
地図:http://mappage.jp/S/S03.php?L=12&X=2.4396371699993&Y=0.62287037980086