銀座7丁目、並木通りに面した株式会社ノエビア銀座本社ビルの1階にあるノエビア銀座ギャラリーで、現在、3名の著名な写真家によるポートレイト展「時代の風貌」が開催されています
3名とは、田沼武能氏、熊切圭介氏、齋藤康一氏です。
田沼氏は、木村伊兵衛氏に師事し、60 年以上文化人を撮り続けているそうです
熊切氏は、週刊誌を中心にグラビアページを40年担当されたそうです
齋藤氏は、秋山庄太郎氏の助手を務め、2000人以上の人物を撮影されたとのこと
本展では、個性豊かな3名の写真家が捉えた、小説家、美術家、映画監督たちの肖像写真が展示されています
志賀直哉、川端康成、三島由紀夫、井上ひさし、宇野千代、池波正太郎、瀬戸内晴美、棟方志功、池田満寿夫、加山又造、片岡球子、小津安二郎、藤子不二雄、永六輔、等々々
実際に、ギャラリーで作品を直に拝見すると、被写体を取り囲む周辺の空気感までが写し取られているようで、写真家の気迫を感じました。これは、作品を間近に見ないと感じ取れないことだと思います
また、各作品の横には、写真家が撮影を行った際の、小説家たちとの思い出などがコメントされており、文豪と呼ばれるような方々の意外な一面を知ることができ、大変興味深かったです。
開催期間は、9月5日(月)から11月4日(金)までで、開催時間は、午前10時から午後6時までです。土・日・祝日は午後5時までとなります
入場は無料です
なお、ギャラリーでの写真撮影については、特別にご了解をいただきました。ありがとうございました
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