『ギフト、そして自分も楽しむ』をキャッチワードとして取材します、rosemary sea です。
本日は株式会社 木屋、日本橋木屋本店さんにお伺いしました。金子店長にお世話になりました。
木屋さんは1792年(寛政4年)創業、今年で224年の歴史を誇る、刃物などの金物の製造販売の老舗です。
初代加藤伊助翁が本家の木屋からのれんわけして独立、現在の加藤欣也社長で9代目となります。
創業よりずっと日本橋室町で営んでいます。
現在のCOREDO室町1には2010年(平成22年)オープン以来。
江戸幕府が開かれた頃、大坂の薬種商から本家木屋の初代林九兵衛翁が将軍徳川家康の招へいにより江戸へ下りました。
大坂と江戸、林家が2つに分かれたということで、漢字の『林』から『木』、『木屋』を称したと云われています。
江戸時代の絵巻物、『熈代勝覧(きだいしょうらん)』にも、開業から約10年経った木屋さんが描かれています。
さて、商品のご紹介です。ご紹介したい逸品はいろいろありますが、ロズマリイチオシから。
1987年発売の絶対的人気商品。発売当時からかたちは変わっていません。
中央が小(税込756円)。右は大(税込1、296円)。左は金(税込1、296円)。
その下の写真はロズマリ宅の現在3つの小。中央が10年ものですが、まだまだ切れ味抜群です。
ある有名な料理評論家が以前より講演会や新聞・雑誌紙面でこの爪切りを推奨、愛用を公言しています。「料理人は指先だよ。」と。ロズマリも10年ほど前に講演会で拝聴し、その場で1つ購入しました。
特徴は刃の部分が鋼(はがね)でできていること。他と比べて切れ味よく、刃持ちが違います。切る感触も良い逸品です。
ギフトにも最適。ロズマリも親戚にいくつもプレゼントしています。とても喜ばれています。ご高齢には『大』がおすすめ。
包丁の『團十郎』
明治・大正の頃より商標があります。同じ日本橋の、昔の歌舞伎役者市川團十郎さんと持ちつ持たれつの良い関係が築かれていたようです。『團十郎』のマークも使えます。
中央に写っています鎌形包丁(刃渡り約180mm)は税込34、560円。下のペティナイフ、いわゆる果物ナイフ(刃渡り約120mm)は税込21、060円。特殊鋼なので刃持ちが良く、しかも手入れが楽。鋼とステンレスのよいとこ取りとなっています。
裁鋏にも『團十郎』があります。
團十郎ブランドは生産能力ありの良品にネーミングされているとのこと。
隠れた売れ筋商品です。
外出先で肉などが切りにくい際、使用します。
皿など傷つけることなく便利です。
使い勝手が良いように、刃は短め、しかも刃面がギザギザになっています。
お知らせその1
中央区観光協会主催のわくわくツアー『老舗コースその1』(9月27日、11月17日)では木屋さん、お伺い先となっています。残念ながらロズマリは参加しません。
9月28日(水)~11月13日(日)開催の福味祭~コレド秋まつり~で木屋さんは爪切セット(大・小)を企画商品として限定販売します。値段は税込2、052円です。可愛くパッケージされています。ちなみに福味祭の『福』は隣接する福徳神社の意味です。
日本橋室町2-2-1COREDO室町1 1F
銀座線 三越前駅 A6出口が至近です。
03-3241-0110
営業時間 10:00~20:00
元日を除き休まず営業です。
木屋さんのホームページはこちら ⇒ http://www.kiya-hamono.co.jp