松屋銀座の8階イベントスクエアで、「プラントハンター 西畠清順 世界の植物文様展」が開催されています
西畠清順氏は、幕末から150年以上続く花と植木の卸問屋「株式会社 花宇」の5代目であり、プラントハンターとして世界で活躍する、「そら植物園」代表でもあります
プラントハンター(英語では、Plant hunter)とは、新しい職業名かと思っていましたら、そうではないらしく、主に17世紀()から20世紀中期にかけてヨーロッパで活躍した職業だそうで、食料・香料・薬・繊維等に利用される有用植物や、観賞用植物の新種を求め、世界中を探検・冒険する人のことだそうです
なんと、世界で初となる貴重な異国の植物を集める旅は、紀元前15世紀()のファラオであるハトシェプスト女王による探検だとか
会場には、私が今まで見たことのない姿かたちの植物がたくさん展示されていました
「これは本当に自然の産物なのか」と目を疑うような衝撃的なフォルムのものもあります
下の写真は、サボテン科の玉翁殿
ただ、第一印象は衝撃的でも、それは私にとって目新しいということだけで、植物そのものの形は本当に美しいです
下の写真は、ベンケイソウ科のアエオニウム アルボレウム
会場の照明が、効果的に植物を浮かび上がらせて、エキゾチックさを一層引き立てていました
下の写真は、ベンケイソウ科の仙女の舞
「植物の美しさは絶対的です」という、会場に掲示された西畠氏のメッセージがうなづけます
西畠氏が多肉植物を使って自らプロデュースした「枯山水」も展示されていました
期間は、9月14日(水)から19日(月)までです。
開催時間は、10時から20時までで、最終日は17時までとなります。
なお、会場は、ストロボなしの写真撮影はOKです
松屋銀座のHPはこちら ⇒