ボランティアガイドする際に少しは役に立つはずという観点から、AEDの使い方を覚えておきたいと、参加しました。普通救命Ⅰを消防署で受ける機会が有りましたので報告させていただきます。
費用は講習代1400円、認定証の郵送切手代82円、時間は約3時間でした。講師は防災協会の方2名。受講者は40~70代の男女(7+8)人。
受講してみて初めて、単なるAEDの使い方を知るだけではだめということが判りました。受講前はAEDは音声ガイドが有りその通りやればいいぐらいに考えていましたが、それだけでは不十分と思い知らされました。
後日届いた認定証
内容を理解するには、講習を受けられるのが一番良いのですが一部分を下記に記載します。
1.応急手当の重要性 傷病者が発生した場合のバイスタンダー(その場に居合わせた人)が応急手当を行えば、救命効果が向上し、治療の経過にも良い影響を与える。
2.バイスタンダーは救命の手助けのうち最も重要な、心肺停止を①消防への早期通報、②一次救命処置(早い心肺蘇生とAED処置)の二つの重要な役割を担っている。
3.救命処置とは傷病者の命を救うために行う 「心肺蘇生」「AEDを用いた除細動」「気道異物除去」の三つの処置
ポイントは
①周囲の安全確保:傷病者及び自分自身。
②周囲の人に大声で助けを求め、119番通報とAEDの搬送依頼をする。
③胸骨圧迫は強く速く絶え間なう。AEDで処置する。
と理解しました。
講師の方は、デパートのように人が多数集まる建物に勤務される方々の受講が多いとの話をされておりました。興味のある方は受講されてはいかがでしょうか。人形を使っての訓練も良い経験となりました。