銀座2丁目、昭和通りから亀井橋に向かって南東に少し入ったところにあるギャラリー銀座で、9月26日(月)から、カラー魚拓の展覧会が開催されています
「第37回 カラー魚拓 拓彩会展」です
期間は、10月2日(日)までです
通常、魚拓というと、釣り好きのお宅の壁とか、釣り具屋さんの壁、天井に、黒々と墨で釣った魚を写し取ったものが飾られていて、いわば、「釣った記録」を残すものというイメージが強いと思います
この展覧会に展示されている「カラー魚拓」は、それとはまったく、まったく違います
芸術作品です
優美で美しく、繊細で、じっくり間近で鑑賞しようという気にさせられます
この手法は間接法と言うそうで、魚体にうすい糊で布(羽二重)を貼り付け、乾燥後、油性の特殊な絵の具(インク)でうすい色から5~6色、独自のタンポで、丁寧に着彩していくそうです
この色彩の美しさ、立体感は、実際に作品を見ていただくのが一番だと思います。是非、会場に足をお運びください
開廊時間は、午前11時から午後6時まで。最終日の日曜日は、午後4時までとなります
下のお写真は、この拓彩会を創始され、カラー魚拓の発展に多大な功績を遺された故中西泛祥様ご夫妻です。
なお、ギャラリーでの写真撮影については、ご了解をいただきました。拓彩会の方々には、懇切丁寧なご説明をいただき、ありがとうございました
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