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ワイン用ぶどう実食!

[サム] 2016年10月15日 09:00

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DSC02590SQRSG.jpg 10月8日、銀座NAGANO(銀座5)2Fイベントスペースにて、ワイン醸造用に栽培されたぶどうと、それからつくられたワインを併せて味わい、生食用との比較、品種ごとの違いを体感する催し、「ワイン用ぶどうを実食! 塩尻ワインセミナー」が開催されました。

ぶどうが収穫できるこの時期ならではの特別企画です。

小口利幸塩尻市長の乾杯の挨拶、塩尻市の紹介に続き、赤羽誠治塩尻市産業振興事業部長のワインレクチャーの後、早速、ワイン醸造用ぶどうの試食とワインの試飲。

塩尻市内では、伝統を受け継ぐ、コンコード/ナイアガラに加え、世界的に評価の高いメルローの他、シャルドネ、マスカットベーリーA、カベルネソーヴィニヨンなど様々な品種が栽培されていますが、今回の試食は、龍眼、シャルドネ、ブラッククイーン、カベルネソーヴィニオン、メルローの5種。

一般的に、生食用ぶどうは、粒が大きく、隙間なくぎっしり詰まった外観で、みずみずしさと食べやすさが追求され、皮が薄く、種子は小さく、酸味は控え目で、その分甘味を感じやすいとされます。

一方、ワイン醸造用ぶどうは、粒が小さく、風通し(病気予防)と陽当たり(糖度上昇)の観点から、房は隙間が多い外観で、皮は厚く、種子は大きく、高い糖度(20度以上)にも関わらず、酸味も強い為、甘味はマスキングされがちながら、凝縮感のある濃厚な味わいと云われます。

ワインリスト

 ① 林農園「エステート龍眼2015」

 ② サンサンワイナリー「シャルドネ シュールリー2015」

 ③アルプス「Mdv 松本平ブラッククイーン2014」

 ④信濃ワイン「信濃カベルネソーヴィニオン2008」

 ⑤井筒ワイン「シャトーイヅツ2013」

ワインの "あて" は、「カンティーナ・シオジリ」小林厚志シェフが塩尻産食材を活かした一皿。

 ①塩尻特産大豆 "あやみどり" とフォルマッジ

 ②甘海老とスミイカのタルタル イカスミのクロスティーニ

 ③セミドライトマトとリコッタチーズ

 ④馬肉のコンコード煮込みとポレンタ

 ⑤ローストビーフ バルサミコソース

貴重な体験の場となりました。