銀座1丁目にある「ぎんけいさろん&ギャラリー」で、10月1日(土)から、「忍者画家 髙田絵美個展」が開催されています
銀座経済新聞のリアルスペース「ぎんけいさろん&ギャラリー」は、1階が「くすりの福太郎」のビルの、矢印(上の写真)の入り口から入れます
「忍者画家()」 の髙田絵美さんは、「忍者になりたい」という気持ちが忍者を描くきっかけだったそうです。本展は、「女性忍者」がテーマです
上の写真、左の作品は、「歩き巫女(みこ)」、女の忍者が身をやつした姿です
中央区での髙田さんの個展は、今回が2回目だそうで、1回目は、奥野ビルでの開催だったそうです
会場で圧倒的な存在感()を放つのは、金色の洋箔地にほぼ等身大で描かれた9体の女性の忍者像です。通常の裸婦像との違いは、顔の下半分を覆う覆面と、それぞれに印を結んだ手の形です
この作品、「臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前」は、洋画家・黒田清輝の代表作「智・感・情」へのオマージュとして制作された作品だそうで、「智・感・情」とほぼ同サイズ(約180センチ×90センチ)で描かれています
忍者という職業()の女性の裸体を描いた作品として観ると、彼女たちの力強い体から生活感まで感じられるようで、大変興味深かったです
バックが金色というのも、日本古来の職業を表現するのにとても合っていると感じました
会場では、子供の忍者()等を描いた髙田さんの作品集のアルバムも見ることができます
髙田さんは、これからもずっと、忍者をテーマに描き続けていかれるそうです
今回の個展では、日本語版だけでなく、英語版のパンフレットも用意されていました
「ぎんけいさろん&ギャラリー」は、下の地図の赤〇の場所で、昭和通りの新京橋交差点の一角をなす三田ビルの3階にあります
期間は10月13日(木)までで、開廊時間は13時から19時までです
なお、ギャラリー内での写真撮影については、髙田さんにご了解をいただきました。ありがとうございました