『ギフト、そして自分も楽しむ』をエイミングして取材します、rosemary sea です。
かなり偏った見方かもしれませんが、ボランティアを広義のギフトと捉え、中央区文化・国際交流振興協会さん(Chuo Cultural and International Exchange Association =CCIEA)へお伺いしました。
榮太樓總本鋪さんさんの9月26日の記事でご紹介しました『国際交流サロン~和菓子に親しもう!~』を主催されていらっしゃるということで、今回取材させていただきました。
実はこちらは中央区観光協会とは縁が深く、代表者も一緒。加えてのちに詳しく説明させていただきますが、10月30日『中央区まるごとミュージアム2016』(中央区・中央区文化・国際交流振興協会 共催)に毎年、私たち中央区観光協会特派員も少しお手伝いさせていただくことになっております。
榮太樓さんの件でお世話になりました、こちらの協会の林 真由美さん(一番下の写真で左の一番手前にいらっしゃいます)にお話をお伺いしました。
― 最初に協会について
「中央区文化・国際交流振興協会は平成3年の設立です。中央区で生活する人々が主体的に、自由に、はつらつと文化活動や国際交流を進め、『わがまち中央区』を、真に人間性豊かで、住みやすく、楽しく、誇れるまち、そして世界に開かれたまちにすることを目的として設立されました。ですから設立以来、ボランティアの皆様との協働により、中央区の文化芸術に親しむ文化イベントや日本語教室、国際交流サロンなどの国際交流イベントを開催しています。」
― 協会名について
「設立当時は『国際交流協会』というのが各区・市町村ででき始めた時期です。中央区でも、ということになって考え始めたらしいです。設立当時を知るかたにお聞きしたのですが、外国のかたの文化を理解した上で、文化を越えてと申しましょうか、理解しあって、越えての交流が必要、併せてお互いの理解を大事に、この意味と言いますか目標でこの名(『文化」と『振興』入り)がついたと聞きました。」
― ボランティアさんについて
「当協会には本年度の集計で300名を超すボランティアさんの登録があります。登録には6種類あります。
① 通訳・翻訳ボランティア
② イベントスタッフボランティア
③ 日本語ボランティア
④ 国際交流サロンボランティア
⑤ ホームステイ・ホームビジットボランティア
⑥ 防災語学ボランティア
ただ、日本語を教えているスタッフさんにも、『ここ、こういうイベントがありますので、1人でも2人でもいいですから手伝っていただけませんか?』というようにおすすめする場合もあります。特に①、②、⑥番は、当協会窓口にいらしていただければ登録できるようにさせていただいています。新しいかたにはいろいろお話をさせていただいて『ご興味はありますか?何かございますか?』とお聞きします。あと、ボランティアさんのお知り合いにいらしていただいて登録いただくこともあります。特に広い募集というのは行っておりません。」
「2年に1回見直ししまして若干減るという感じです。⑤番は現在あまり活動はありません。私共、紹介できるのは公的機関ですとか、関係する団体からの紹介ですとか、こういうケースでないとご紹介できませんので。突然外国人のかたがいらっしゃって『どこかホームステイ先を教えて欲しい』というのは受付できませんので。」
「⑥番は本来、通訳・翻訳と一緒なので、ここでは防災面に限って行っています。」
「国際交流のイベントは、基本的にボランティアさんがいらっしゃらないと成り立ちません。ボランティアさんと一緒に作り上げていく、というかたちになっています。」
※ 事業内容・イベントにつきましては次回、②にてご披露します。
新富1-13-24 新富分庁舎内(3階) 電話 03-3297-0251
FAX 03-3297-0253
中央区文化・国際交流振興協会さんのホームページはこちら ⇒ http://chuo-ci.jp/