現在、銀座2丁目にあるメグミオギタギャラリーにて、11月5日(土)まで、オランダ人のアーティスト、クリス•ベーレンス氏の、第2回目となる新作絵画展が開催されています
氏は現在、アムステルダムのヨルダン地区で制作活動を行っているそうです
まるで、夢の世界を描いたような作品です
クラゲや金魚、タンポポの綿毛や不思議な生き物、パンダやコアラ、フクロウが空間を浮遊しているような、無重力な感じの世界に思わず引き込まれ、見入ってしまいます
氏の作画方法は、小さな紙片にインクで細部を描き、次々にその紙片を貼り合わせて一つの作品にしていくそうで、気の遠くなるほど手間のかかる作業です
写真では伝えづらいのですが、作品を間近で見ると、貼り合わされた紙片1枚1枚がわかり、作品の世界作りに効果を発揮しているように思えます
本展では、不思議な国の住人たちの肖像、群像をコンパクトなサイズに描いた新作が約10点展示されています
彼は、オランダを代表する作家 レンブラントやフェルメールからも影響を受けているそうで、今回、展示されている作品の中には、フェルメールの有名な「牛乳を注ぐ女」の部屋をイメージした幻想的な作品もあります
なお、ギャラリー内での写真撮影については、特別にご了解をいただきました。ありがとうございました
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