あかつき公園に植栽されているメタセコイアが紅葉し、見頃を迎えています。
メタセコイアはスギ科の落葉高木。
和名はアケボノスギ。
当初化石として発見された為、絶滅種扱いされていましたが、昭和20(1945)年、中国四川省で現存することが確認され、一躍世界の注目を浴び、「生きている化石」とも称されているようです。1属1種。
化石発見当初、セコイアに似ていたので、「変化した、異なった、後の」という意味の接頭語「メタ」を付け、「メタセコイア」と名付けられたと聞きます。
幹は通直。密に分枝し、円錐形の樹形をなし、小枝と葉は対生し、落葉の際は小枝ごと落下。
新緑の柔らかい緑色、秋の紅葉と季節毎に各々美しさを楽しめます。
イロハカエデに代表される所謂 "モミジ" が和の紅葉だとすれば、メタセコイヤは洋の趣のある紅葉。
光の射しこみ方や角度により色合いが微妙に変化します。