1月10日、東京管区気象台より、気象庁生物季節観測情報のひとつ「梅開花」が報じられました。
平年より16日早く、昨年と同日との由。
浜離宮恩賜庭園の梅林の開花の便りはまだですが、大手門口の枝垂梅や、お花畑脇の早咲きの「八重紅梅」「甲州最小」「八重野梅」などが咲き始めていま
す。
園が浜御殿と称せられる、徳川将軍家の別邸であった頃は、数多くの梅の木が植栽されており、馥郁たる香りに満ちていたと伝えられています。
現在園内の梅は、梅林に約80本、全体で10数種、約130本と聞きます。
昨年10月25日に種が蒔かれた菜の花畑は、ネットに覆われ未だ養生中ですが、園内は着実に春の訪れの気配が感じられます。