2017年、おだやかな新年の幕開け、初日の出を楽しむカヌーが7隻、隅田川をゆったり下って行きます。本年は酉年だけに、去年にも増して中央区の野鳥の魅力をお届けしたいと気持ちを新たにしました。
午後1時、新年初散歩でなんとなんと!!!カワセミに遭遇。場所は、佃のうさこの定点観察地、石川島公園隅田川テラスです。去年12月に確認はしてはいましたが、写真に収めることが出来ず、ご報告までに至っていなかったのです。
カワセミは、「渓流の宝石」とか漢字で「翡翠」と書くように大変美しく、餌を取るために水面に垂直に飛び込む姿が、被写体として大人気の鳥です。
渓流にいるものと思っていましたが、意外にも公園の池や街にも現れていて、調べてみると日比谷公園、新宿御苑はメッカのような人気スポットです。そして、いつか、いつか、ここ中央区の石川島公園でも、、、と願っていたのです。それが、2017年元旦に叶ったのです。嘴が黒はオス、下嘴が赤はメスですから、今日のカワセミはオス、、、今までの下調べのおかげで見た瞬間に判別できました。憧れていたカワセミですからね。
石川島公園隅田川テラスでの野鳥観察には、潮の満ち引き時間が大変重要です。水位の違いで、集まって来る野鳥の種類が違うからです。今日元旦の干潮は午後1時前、カワセミにとって餌ハンティングは干潮が都合が良いのでしょう。見ていると、2回ダイブしましたがハンティングにはいたりませんでした。ちなみに浮島のカルガモや、冬鳥でやって来ているオナガガモやマガモやコガモやヒドリカモ達は、干潮と満潮のちょうど真ん中の時間帯に公園にやって来ます。藻がゆらゆらと水に揺れる朝食が大好きです。
今年も、一日が潮の満ち引き時間の確認からスタートして、今年からは、石川島公園隅田川テラスから飛び出して、まるごと中央区!の野鳥観察に歩きまわりたい思っています。 そして野鳥観察コースで、皆さんをご案内できる日がくることを願っています。