1月6日、築地市場内の水神社遙拝所にて「正五九祭正月祭」が執り行なわれました。(11:00~)
昨年11月に予定されていた豊洲市場への移転が延期されたため、本年も引き続き当地での開催となりました。
毎月5日に月例祭が行なわれますが、正月と5月、9月には、本殿のある神田神社(神田明神)から神職を招いて神事が執り行なわれ、
正五九祭と称されています。
主催は魚河岸会で、揃いの半纏を着て祭事に臨席。大幟と高張り提灯が掲げられ、参拝者を迎えます。
築地市場で扱う生鮮品などを中心とした供物を前に、祓いの儀、祝詞奏上、参列者の玉串奉奠・・・。
水神社の加護に感謝すると共に、市場発展を祈願。
豊洲市場への移転問題を前に、見納めとなるかも知れぬ、江戸より受け継がれる歴史ある行事の一コマです。